CEO Message

代表取締役社長CEOメッセージ

日頃よりセルソースの事業にご理解をいただき、支えて下さっている医療関係者の皆さま、患者さま、株主さまをはじめとした関係者すべての皆さまに深く感謝申し上げます。

セルソースは、2015年の創業以来、再生医療関連のサービスを軸に事業展開してきました。再生医療は、整形外科を中心とした新たな治療の選択肢として大きく拡大し、会社も急成長を遂げてきました。そしてステークホルダーの皆さまの支えもあり、2019年に東証マザーズ(現グロース)市場に上場し、2023年には東証プライム市場に上場することができました。

2023年10月末に、創業者であり社長を務めていた裙本より社長就任の打診を受けました。打診を受けた当初は躊躇しましたが、「社会的意義が極めて大きいセルソースのサービスを世の中の『当たり前』にすることが、自分に課せられた使命だ」と考えるようになり、覚悟を決めてトップとしての役割を引き受けることとしました。

2024年1月に代表取締役社長CEOに就任して以来行っていることは、「現場で起きていることの徹底理解」です。全国各地のクリニックを訪問し、患者さまとドクターがどのようなコミュニケーションをとっているのか、現場のオペレーションがどのようになっているのかを学ばせていただきました。また、多くのドクターや看護師、そしてセルソースの全社員と継続的に対話を行っています。私はこれまでの経営で「現場主義」を最も重要視してきましたが、セルソースでもこのスタイルは変えず、常に現場を大切にした経営を行ってまいります。

事業の理解を深める中で、セルソースの強みや、逆に課題も浮き彫りになってきましたが、最も大きな発見は、膝の痛みをはじめとした運動器の痛みに悩む方がいかに多いかということ、そしてその悩みが十分に解決されていないということです。

この発見から、「徹底的に患者さまに寄り添い、1人でも多くの方が運動器の痛みから解放されて自由にイキイキと暮らせる未来へと変えていく」ことこそが、まさにセルソースのパーパスとミッションに通底する究極の目的であり、目指すべき方向性であると認識しました。社長としての私の責務は、このパーパスを組織一丸で実現すべく、再生医療の更なる普及をはじめとし、より多くの方々が悩みから解放されることにつながるサービスを展開していくことにあると考えています。

そして当然ながら、より多くの方々の課題解決に寄りそうためには、セルソース自身が持続的に利益を生み出しながら成長し続けることが欠かせません。そのため、クリニックとの更なる連携の強化に加え、事業の選択と集中やコスト規律の強化等を徹底的に進め、非連続的成長をもたらす新事業を立ち上げていくことで、収益性の向上と高成長の両立による持続的な企業価値向上を目指します。

なお、今後様々な改革を行っていくためには、迅速な意思決定と業務執行を可能とする組織体制が不可欠です。そのため、2024年11月1日付で、CxO(チーフオフィサー)制度を強化しました。これまでは複数の部署に意思決定の権限が分散していましたが、今回のCxO制度の刷新によりこれを集約し、より一層スピード感のある経営を進めてまいります。

私がこれまで経営者として培ってきた経験・ネットワークを全て駆使して、セルソースが「整形外科領域で患者さまから最も必要とされる存在」となっていけるよう、死力を尽くして取り組む所存です。

ステークホルダーの皆様におかれましては、なお一層のご支援とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

セルソース株式会社
代表取締役社長CEO
澤田 貴司

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